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本日の病院ごはん 7月9日

今晩の当直食は手術前後の患者さんに召し上がっていただく夕食バージョンです。
マリア館のお産後メニューに比べるとボリュームは軽めですが、それでも男性の私でも十分な量です。

 

「青梗菜(チンゲンサイ)とエリンギ炒め」

 

「茶碗蒸し」 小っちゃいですがカニ付きです。

 

「刺身こんにゃく」 涼しげで夏にぴったりな一品です。

 

メインは「豚肉の青じそ風味揚げ」

 

デザートは、「甘夏あんのくず包み」
くずの皮にはキウイフルーツソースで色づけしてあるそうです。
中のあんは甘夏で甘酸っぱい風味に仕上げてありました。

今日も美味しくいただきました。

今晩も切迫早産、切迫流産の妊婦さんが夜間外来に見えていますが、緊急事態はなくて比較的落ち着いた夜です。

 

本日の病院ごはん 7月6日

今晩は当直です。

マリア館の夕食が用意されていました。
『九州うまいもの御膳』だそうです。

カツオのたたき(鹿児島)

ミニうな丼(福岡 柳川)

団子汁(熊本)

もずく(沖縄)

中華大学芋(長崎)

椎茸とろろそば(大分)

チキン南蛮(宮崎)


イカシュウマイ(佐賀 呼子)

アップするのを忘れましたが、「熊本野菜 長茄子 レンコン」も盛ってあります。
よく集めたものだと感心します。
もちろん美味しい料理の数々です。

メニューを考案した栄養士の皆さん、たくさんの品数を提供してくれた調理師さん、おごちそうさまでした。

 

特別養子縁組あっせん審議会

慈恵病院で生まれた赤ちゃんを養親さんに託す前の審議会です。
医師、看護師、あっせん担当者などが集まって話し合います。
この会議で了承が得られれば、次に病院外委員の方々に諮ります。
そのレベルで同意を得て初めて、赤ちゃんは養親さんに託されます。

 

赤ちゃんと養親組み合わせは赤ちゃんや養親さんの人生を左右しますから、委員や担当者は真剣です。

ちなみに養親さんにとって、この段階では未だ「養親」ではありません。
赤ちゃんは「養子」ではなく、ご夫婦にとって「同居人」でしかありません。

赤ちゃんが養親さんに託された後、家庭裁判所の審判を経て、正式に養親・養子の関係になるまでさらに1年近くかかります。

「こうのとりのゆりかご」講義

熊本大学医学部公衆衛生学の1コマをいただいて、医学部の4年生にお話をさせてもらいました。

南アフリカのBaby Box、「こうのとりのゆりかご」、虐待、愛着障害、特別養子縁組、子ども食堂、病院経営など、たくさんの内容を80分間に詰め込みました。

早口の講義で聞き取れていたのか心配でしたが、終了後に学生さんからもらったメッセージには数々の意見がありました。本当に早口で、短時間しか触れていない講義内容でも、彼ら彼女らは聞き逃していません。
学生さんたちの優秀さに感心した次第です。

 

本日の病院ごはん 7月2日

マリア館の夕食です。

お寿司は、厨房の寿司職人が握ってくれます。
彼は数々のお店で修行した上で、寿司屋さんを経営したこともあるプロです。
若い頃とは仕事のペースが違うとは言え、ご覧のように寿司店と変わりないお寿司を提供してくれます。

こちらは鶏身とシシトウの天ぷらです。
抹茶塩の他、計三種類のお塩でいただきました。

この日は、厨房スタッフが最近購入した黒の角皿を試してみたそうで、ステーキバージョンも出してくれました。黒の器に盛りつけられたお肉には、落ち着いた高級感が漂います。

患者さんに喜んでもらうために、洋食のシェフ、和食の調理人、寿司職人それぞれが心を砕いて料理を作ってくれています。

 

 

 

イノシシの炭火焼 美味しかった!

家に帰り冷蔵庫をのぞくと、ビニール袋に包まれた大きな肉の塊を見つけました。
イノシシのブロック肉です。
父(慈恵病院院長)が分けてくれたそうです。

早速、これを切り分けて味噌、砂糖、ハチミツ、みりんに漬け込みました。
蓮田家は薄味が好きですので、極力塩味が強すぎないように‥。

当直やお産で家に帰らないと、肉は冷蔵庫の中に寝かされたままになります。
1週間後、慌てて取り出し、自宅の勝手口で炭焼きにしました。

いい色に焼けているでしょう?
臭みもほとんどなくて美味しかったです。
程よい歯ごたえには、野生の肉のエネルギーを感じます。
普段食べる牛、豚、鶏と比べると肉の硬さがありますが、そこに力強さを感じて、(表現が拙いですが)まさに「命をいただいている」気持ちになります。

イノシシにも父にも感謝です。

 

本日の病院ごはん 6月28日

当直2日目の夕食です。
品数も多くてお腹いっぱいになります。


「写真に撮るのなら」と、厨房スタッフが昼ご飯の分も撮影に提供してくれました。
こちらはマリア館に入院中の患者さん向け昼ご飯です。


ドライカレーの上にカレールーをかけていただくダブルカレーです。
真ん中の丸いものはチーズがかかったトマトです。


今回も美味しくいただきました。
おごちそうさまでした。

 

 

本日の病院ごはん 6月27日

今日から2日連続の当直に入ります。
南アフリカに1週間渡航していた分、今週は当直が多くなりました。

さて、本日の当直食にはマリア館の夕食をリクエストしました。
当院のシェフ達の力作をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真ん中の魚料理は、「鯛のレモンバターソース」、右上は「ローストビーフ~柚子胡椒ポン酢のジュレ」です。「ジュレ」はゼリーのフランス語ですが、ポン酢をベースにしたゼリー状のソースはさっぱりしていて、暑い季節にはぴったりです。
美味しくいただきました。

ちなみに、4月に撮った病院食の写真があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タケノコが春らしいです。
ボリュームたっぷりな夕食ですが、母乳をあげていない私が毎日これを頂くと、体重が増える一方です。
ということで、この食事は当直の時に、たまにです。

 

いきなりの欠航

先週1週間は南アフリカのBaby Box視察に行ってきました。

渡航前にネット、お知り合いの方、現地通訳の方から南アフリカの危険情報を伺っていましたので、緊張しましたが、結局、強盗にもスリにも遭わず無事に帰って来ることができました。

ただ、問題だったのは熊本空港から関西国際空港へ移動する航空便の欠航です。
予約していたジェットスターが搭乗の直前になって欠航になってしまい、結果として私と同行した娘計2名分で48万円の損害を受けてしまいました。
関空へのANA便チケット代、国際線のチケットキャンセルと買い直し、ホテルのキャンセル、通訳キャンセルなどで48万円です(T_T)
ジェットスターに問い合わせしたところ、自社のチケット代払い戻しだけしかしてくれないとのことでした。


「LCCはチェックインや荷物の預け入れについて時間制限が厳しい」と聞いていましたから、2時間前にジェットスターのカウンターに到着して待っていたのに、出発が1時間半遅れると変更された上、さらにその変更時刻の20分前になって突然の欠航宣言です。
搭乗ゲートの目の前にはジェットスターの機体が横付けされているのに。
乗務員の調整がつかないのが欠航の理由だそうですが、地元紙には機長の体調不良と書かれていたそうです。

欠航を宣告され呆然とする私に娘が、「他の航空会社カウンターに行こう!」と促して、ANAのカウンターに駆け込んだのですが、伊丹行きは満席でした。
やむなく自宅に戻り、翌朝一番のANA便で伊丹空港に向かいました。

ANA便を見たときには何だかホッとしました。

ジェットスターの欠航は決して珍しくないのですが、まさか我が身に降りかかるとは思いませんでした。特に国際線の乗り継ぎ便があるときには損害が大きくなります。

LCCを選んだのは安いからではなく、関空への直行便だったからです。
ただ、今後はLCCを避けて、かつ国際便を使うときには半日くらい余裕を持って向かいたいと思います。
私のように海外旅行初心者の皆様、くれぐれもお気をつけ下さい。