特別養子縁組あっせん審議会

慈恵病院で生まれた赤ちゃんを養親さんに託す前の審議会です。
医師、看護師、あっせん担当者などが集まって話し合います。
この会議で了承が得られれば、次に病院外委員の方々に諮ります。
そのレベルで同意を得て初めて、赤ちゃんは養親さんに託されます。

 

赤ちゃんと養親組み合わせは赤ちゃんや養親さんの人生を左右しますから、委員や担当者は真剣です。

ちなみに養親さんにとって、この段階では未だ「養親」ではありません。
赤ちゃんは「養子」ではなく、ご夫婦にとって「同居人」でしかありません。

赤ちゃんが養親さんに託された後、家庭裁判所の審判を経て、正式に養親・養子の関係になるまでさらに1年近くかかります。